女性の社会参加が活発になり、職場でも管理職として働く女性の割合が増えつつある。
しかしまだ、男性管理職の割合の高い職場は多い。
そこで中高年の女性エンジニアが管理職を目指すべく転職するなら、女性であっても男性と同じく実力を認めてもらいやすい職場をできるだけ選ぶ必要がある。

手掛かりとなるのは、既に女性管理職の割合が多い職場から求人案件を見つける方法である。
女性の管理職が多い傾向にある職場なら、女性のキャリアアップに理解がある可能性が高い。
また、経営者がどのような人物であるのかリサーチするのも、働きやすく女性でも出世が見込める転職先を選ぶための参考になる。
経営者の方針によって、女性が働きやすい職場であるかどうかは大きく変わる。
そこで経営者のインタービュー記事や書籍を確認し、女性の社会参加や管理職として働くことに就いての意見記事を調査してみると、どのような考えを持っているかが分かる。

その他、IT業界を初めとしてビジネスの分野では、次第に女性の経営者が増えている。
そのような職場では、中高年の女性技術者も管理職に就ける確率が高くなる。
またさらには求人案件から転職先の職場を探すだけでなく、独立して中高年の女性エンジニア自身が経営者になるという方法もある。
自身が会社の代表となるなら、女性であるからといって不利益を被る心配はない。なおかつ女性の社会進出を助けるため、女性エンジニアの採用にも積極的になれる。